• FASHION NEWS2013/03/29

仏企業グループPPR、ケリングに社名変更

仏企業グループPPR(ピノー・プランタン・ルドゥート)は、2013年6月18日の株主総会での承認後、ケリングに社名変更され、企業ロゴも切り替えられる予定。これに伴い、日本法人株式会社 グッチ グループ ジャパンは同日付で株式会社 ケリング ジャパンに社名変更する

PPRは、フランソワ・ピノーが設立した仏企業で、アパレルとアクセサリーのカテゴリーに特化して 複数のブランドを運営している。

グッチ、ボッテガ・ヴェネタ、サンローラン、アレキサンダー・マックイーン、バレンシアガ、ブリオーニ、クリストファー・ケイン、ステラ・マッカートニー、セルジオ・ロッシ、ブシュロン、ジラール・ペルゴ、ジャンリシャール、キーリン、プーマ、ボルコム、コブラ、エレクトリック、トレトンを傘下にもち、世界のラグジュアリーブランド多数を抱える企業のトップ3である。

 

同社は、今後数カ月のうちに、流通部門のビジネスについては完全に切り離しが完了する予定で、主にヨーロッパでの流通ビジネスを展開するコングロマリットから、一貫したビジネスのもとにまとまったインターナショナルグループへと変貌を遂げてきた。

 

ケリングは英語では「ケアリング」と発音され、ブランドや、社員、ビジネスに関わる人々、そして環境を大切にケアする企業文化を表している。


会長兼CEOのフランソワ=アンリ・ピノーは「グループの変革を受け、コーポレートアイデンティティの変更は理にかなっているだけでなく必要なプロセスだった。新しいアイデンティティは単にビジネス上のスコープや活動の変化を象徴するものではなく、グループの現在のあり様や、私たちの企業文化を反映したもの。」と、今回の社名変更に関してコメントしている。

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