• FASHION NEWS2014/04/09

世界で最も価値が高いブランドは?日本の企業もランク入り、リテールブランドランキング発表

 世界的なブランドコンサルティング会社であるインターブランドは、“ベストリテールブランド”を発表した。


 

“ベストリテールブランド”レポートは、北米(トップ50)、ヨーロッパ(トップ50)、アジアパシフィック(トップ30)、そしてラテンアメリカ(トップ20)のリテールブランドをブランド価値で評価し、ランク付けされている。世界4地域それぞれの第1位は、以下の通り。


• 「ウォルマート(Walmart)」–1,318億7,700万ドル(北米地域)
• 「エイチ&エム(H&M)」–181億6,800万ドル(ヨーロッパ地域)
• 「ウールワース(Woolworths)」– 49億4,800万ドル(アジアパシフィック地域)
• 「ナチュラ(Natura)」– 31億5,600万ドル(ラテンアメリカ地域)

 

ヨーロッパはトップ3が新規で、「エイチ&エム(H&M)」、「イケア(IKEA)」、「ザラ(ZARA)」と日本でもおなじみのブランドが並んでいる。「ユニクロ(Uniqlo)」は、日本のリテールブランドのトップの座を維持し、アジアパシフィック地域でも第2位。そのブランド価値は41億6,000万ドル(前年比+14%増)で、アパレルセクターではいまや「ギャップ(Gap)」(北米24位; 39億2,000万ドル)を上回っている・。2014年度は日本のその他のリテールブランドの業績も好調で、「ローソン(Lawson)」(前年比+13%)、「ファミリーマート(Family Mart)」(前年比+17%)、「無印良品(Muji)」(前年比+28%)、「ニトリ(Nitori)」(前年比+22%)、「ABCマート(ABC-Mart)」(新規)の計6ブランドが、アジアパシフィックのトップ30にランクインしている。

 

【Best Retail Brands 2014のブランド価値評価について】

CRITERIA FOR CONSIDERATION 評価対象基準
「リテールブランド」には、さまざまな規模や事業形態があるが、本評価においては、売上高の50%以上をそのブランドを冠した店舗から得ているものを対象としている。また外食業界(レストラン、ファーストフード)は評価の対象外。

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