ファッション文化と社会現象について考えるトークイベント「シンク オブ ファッション（Think of Fashion）」の第11弾が、2013年8月25日（日）に開催することが決定した。 今回はバイアスカットの女王と呼ばれる20世紀を代表するフランスの女性ファッションデザイナー『マドレーヌ・ヴィオネ』にフィーチャーする。

　11回目の開催となる今回は、跡見学園女子大学・早稲田大学非常勤講師の井伊あかりを迎え、布地を斜めに裁断して服を仕立てるバイアスカットの発案者であり、身体とファッションの関係性について着目した女性デザイナー、マドレーヌ・ヴィオネを特集。彼女が追求していた理想の身体像について、20世紀初頭から第二次世界大戦期までの社会背景をふまえながら考察していく。イベント終了後には、講師を交えた懇親会も予定している。

【イベント概要】
シンク オブ ファッション（Think of Fashion） 011「マドレーヌ・ヴィオネ　ファッションと“美しい”身体をめぐって」
日時：2013年8月25日（日）
　　　18:00～19:30
　　　※終了後、懇親会開催予定
会費：2,000円
会場：服も作れるコワーキングスペース「coromoza fashion labolatory」
　　　渋谷区神宮前6-31-21 オリンピアアネックス201
　　　03-6450-5560

☆お申込はこちら
※参加の旨を明記の上、懇親会の出欠も合わせてお知らせください。

▼井伊あかり（いい あかり）
1975年富山県生まれ。パリ第一大学DEA課程修了、東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。ファッション雑誌の編集・翻訳を経て、跡見学園女子大学、早稲田大学非常勤講師。専門は服飾文化、表象文化論。共著に『ファッション都市論』『ファッションは語りはじめた』『相対性コムデギャルソン論』、訳書に『モードの物語』がある。