• FASHION NEWS2013/08/17

広報・PR養成学校「エファップ・ジャポン」 アタッシェ・ドゥ・プレスのための集中講座を開催

 PRのプロフェッショナル”アタッシェ・ドゥ・プレス”の養成校「エファップ・ジャポン」が毎年実施している「アタッシェ・ドゥ・プレス夏期集中講座2013」が、2013年8月3日(土)、4日(日)の2日間で開催された。

 毎年恒例の同講座は、今年で9回目の開催となった。初日には、アタッシェ・ドゥ・プレスの第一人者で、PR会社「ワグ」の代表、「エファップ・ジャポン」の学長でもある伊藤美恵や、「ポパイ(POPEYE)」などで活躍するスタイリスト島津由行、セレクトショップ「1LDK」などのプロデュースを手がける南貴之クリエイティブディレクター、「エル オンライン(ELLE ONLINE)」編集長の宮坂淑子が壇上に立った。伊藤は、真のコミュニケーション能力とは何か、欧米と日本のPRの違いやマーケティングPRの重要性などについて語った。

 

 2日目には、フォトグラファー蜷川実花が責任編集者に就任し、2013年9月28日(土)に創刊する「ママ・マリア」編集長の篠原恒木、「WWD ジャパン」「WWD ビューティ」編集長の都築千佳、「M incorporaed」代表でアタッシェ・ドゥ・プレスの内田Meg、元「ヴォーグニッポン(VOGUE NIPPON)」「ジーキュージャパン(GQ JAPAN)」編集長の斎藤和弘らが講師として参加。2日間で計8名の講師陣が”ファッション”と”コミュニケーション”をテーマに講義を行った。

 

 都築が編集長を務め、斎藤がアドバイザーをしている業界紙「WWD ジャパン」「WWD ビューティ」では、2006年より毎年PR・広報特集を組んでいる。都築は自身の豊富な情報と経験から、媒体やアタッシェ・ドゥ・プレスの役割、今後のファッション業界のあり方などについて提唱した。また、現在は大学教授としても教鞭をとる斎藤は、ラグジュアリーブランドの歴史やファッション・雑誌ビジネスについて解説した。

 

 同講座には、PRや広報業界関係者を中心に、コミュニケーションビジネスに関心のある受講者が2日間で約200人ほど出席した。参加者は、「業界で活躍する著名人たちから貴重な話が聞け、とても有意義だった」「講師の熱い思いや情熱が伝わった」「コミュニケーションの大切さが再認識できた」など、充実した講義への感想を寄せた。

 

 【講座概要】

アタッシェ・ドゥ・プレス夏期集中講座2013
会場:エファップ・ジャポン
所在地:東京都渋谷区恵比寿2-36-13 広尾SKビル 5F
開催日:2013年8月3日(土)、8月4日(日)
開催時間:12:45~18:30
講師・テーマ

2013年8月3日(土)
■「PR新時代にむけて これからのアタッシェ・ドゥ・プレス」
 株式会社ワグ代表、エファップ・ジャポン学長 伊藤美恵
■「スタイリストとファッションに関わる未来関係図」
 ファッションディレクター、スタイリスト 島津由行
■「1LDKの仕事 新しい時代への“ニュースタンダード”の提案」
 alpha.co.,ltd 代表取締役、「1LDK」「alpha PR」クリエイティヴ・ディレクター、ブランディング・ディレクター 南貴之
■「ウェブ媒体に求められるコミュニケーション能力とは?」
 株式会社ハースト婦人画報社「エル・オンライン」編集長 宮坂淑子

 

2013年8月4日(日)
■「蜷川実花との新しい仕事、ママたちへのメッセージ」
 株式会社光文社 新企画開発室 室長代理、「ママ・マリア」編集長 篠原恒木
■「ファッション業界の未来を支えるA.d.Pの役割」
   株式会社INFASパブリケーションズ「WWDジャパン」「WWDビューティ」編集長 都築千佳
■「世界基準のコミュニケーション力」
 株式会社エム(M incorporated )代表取締役社長 内田Meg
■「あるオヤジの Ieri, Oggi, Domani(昨日、今日、明日)」
 トキドキ編集者、タマタマ大学教授 斎藤和弘

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