フェンディは、イタリアのデザインスタジオ「Formafantasma（フォルマファンタズマ）」の若手デザイナーによる、制作プロセスを公開する。

2009年からスタートした”フェンディ・デザイン・パフォーマンス”は、フェンディが破棄した素材を利用して、クラフトワークをベースとする作品の制作プロセスをライブで公開し、デザイナーの工房を来場者に紹介してきたプロジェクト。

クリエイティブな内容と、デザイン展示の新しいインタラクティブな形式を確立し、同時に伝統的なものと、新たな試みを融合させる制作へのアプローチを行っている。

このプロジェクトに、今年はイタリアのデザインスタジオ「Formafantasma（フォルマファンタズマ）」を招き、デザイナーのアンドレアとシモーネが制作プロセスを披露する。

シルヴィア・フェンディは、「私にとって、ファッション業界で破棄されたレザーを利用して、新しいデザインオブジェを制作するFormafantasmaの プロジェクトは、最高の試みを表しています。

アンドレアとシモーネは私たちのデザイン・パフォーマンスプログラムに招いた初めてのイタリア人デザイナーですが、私は、’fatto a mano’ （イタリア語で「ハンドメイド」の意）の慣行を保護し、推進するという私たちの使命に、素晴らしい貢献をしてくださり、非常に嬉しく思います。」とコメン トしている。

Formafantasmaは、コレクションの基礎として、フェンディの製作プロセスで破棄されたレザー素材を利用し、制作段階でフェンディの社内職人の才能を活用している。

フェンデイ公式ウェブサイト：http://www.fendi.com