アリエルデピントエルブイエムエム (ARIELLE DE PINT LVMM)

「ARIELLE DE PINTO LVMM」は2012春夏に発表されたジュエリーラインの”アリエル・ド・ピント”のスピリットを継承したサンダル・コレクション。アクセサリーに留まらずアリエル・ド・ピントの作品を広げる新しいプロジェクトとしてスタートした。
「LVMM」の意味はこのプロジェクトに関わる4人の女性の頭文字(Laura、Valeria、 ManonとMichelle)を取ったもので、当時アントワープ王立芸術アカデミーに在籍していたアート集団。「ジュエリーコレクション」同様に、ヴィンテージ感(伝統)とモダン(現代的)の融合を目指し、ありとあらゆる素材を集め、研究してる時に生まれた独特なフォルムが特徴のSTRAP SANDALである。
アリエルは靴を作ったことが無いため、Valeriaの勧めもありサンダルの生産はValeriaの母国であるイタリアの小さなアトリエで、職人によって丁寧に1足1足手作業で作られている。大量生産をあえて選択せず、靴職人の伝統も重んじた彼女達の「こだわり」があり、アッパー部分はアリエル本人と彼女の信頼する職人によってカナダで編まれ、その後イタリアへ空輸させる徹底ぶり。複雑な編み込みは機械では生産出来ません。その独特なフォルムと雰囲気は単なるプラットフォームサンダルではなく、一つのアート作品として高い評価を得ている。

ソールの素材は高密度のスポンジに近い素材で、固くしっかりとした安定感がありクッション性も兼ね備えていて、ソール部分に違う色や素材をミックスさせる技法は高度であり、ファッション性も高く他にはないプロダクトに仕上がった。殆どの素材はヨーロッパで調達している。

LVMMは進化し続け素材のバリエーションも豊富になり、「ARIELLE DE PINTO」のシグネチャーと言えるクローシェ編みのプラットフォームサンダルを始め、最近ではコルクやオリジナルで作ったテープといった他の新しい素材とのコンビネーションも増やし、益々注目を集めてる。