飼い犬とドライブ、注意点は?犬の車酔い対策方法7つ

愛犬とのドライブを楽しむために必要なことは? 車が苦手なワンコの克服法や、車酔いを防止する方法を紹介。旅行でペットと泊まれる宿に行くなど、お出かけ範囲が広がりますね。

執筆者: Dog index Makiko 職業:ドッグトレーナー
愛犬とのドライブを安全に楽しむためのポイント

「ドッグラン」や「ワンちゃんOK宿」に「ドッグカフェ」など、愛犬と一緒に過ごせる場所が年々増えてきています。

 

小型犬の場合は電車での移動ができますが、実際には自動車を使う方が圧倒的多数だと思います。

楽しいはずの愛犬とのドライブですが、その実、車内での過ごし方に悩みを抱えている方は少なくありません。

 

今回は、愛犬とのドライブを安全に楽しむためのポイントについてお伝えします。

 

 

車内でのトラブル「車酔い」

せっかく海や山、公園などへ連れて行ってあげようと思っても、出発してものの5分で酔ってしまう場合があります。

車酔いは、人でも犬でも辛いもの。

愛犬の辛そうな顔を見ると、「車は乗せなくてもいいか…」と、諦めてしまう方も少なくありません。


確かに、生涯車を使わなくても済む状況であれば良いと思いますが、そうはいかないのが現代の人間の暮らしです。
結論から言うと、車酔いに関しては、少しずつ段階を踏んでいけば、ほとんどのケースで克服できます。

車に乗るのも嫌がるワンちゃん、どう克服すればいい?
楽しい場所へ短時間ドライブ♪

車に乗るなり、「ヨダレダラダラ・息遣いが荒い」というほどのトラウマになっている犬の場合、車に乗った時に何か嫌な経験をした場合が多いです。

 

「自動車=動物病院」という関連付けをしてしまっている犬もいます。

初めは自動車のドアを開けた状態で、エンジンをかけずにその中にただ座ったり、おやつタイムにしてみても良いでしょう。


慣れてきたら、ドアを閉めたりエンジンをかけてみたりして、少しずつ緊張感を和らげてあげましょう。

そして出来るだけ、犬が好きな場所へのお出かけを増やしていきます。

 

車酔い防止のポイント
クレートやシートベルトで体を固定

車酔いにも効果があり、そして安全面でも大切なことですが、「クレートやシートベルトを使って犬の体が自由に動かないようにすること」です。


万が一事故に遭ったり、急ブレーキをかけた時に、何の対策もしていない犬が車外に放り出されてしまう危険を防止するとともに、クレートの中にいれば、ガラスの破片などから体を守ることもできます。


体が固定されることで、車の揺れからくる酔いを緩和することができますので、クレートを選ぶ際には大きすぎないように注意しましょう。

車内の換気

匂いのきつい芳香剤は、犬は苦手とする場合が多いです。

消臭剤などを使用し、窓を開けられるときには開けてあげましょう。

 

食事は3時間以上前に

未消化の食べ物がたくさん胃に入っていると、嘔吐しやすくなります。

できるだけ、乗車3時間前までに食事を済ませてあげるのがお勧めです。

 

休憩をこまめに

犬の様子を見ながら、休憩をこまめに取れるように、行程には余裕を持ちましょう。

 

安全運転で行こう!

カーブをスピードを出して曲がったり、急ブレーキをかけたりするのは、車酔いの原因になります。

安全運転が、車酔い防止につながります。

 

酔い止め薬の使用

動物病院に相談すると、酔い止め(吐き気止め)を処方してもらえることもあります。

どうしても長距離の移動をしなければならないという場合は、かかりつけの獣医さんに相談してみてくださいね。

 

こんなドライブは危険!

運転手の膝の上に乗せた状態や、窓から犬が顔や身を乗り出した状態で走っているのを見かけることがあります。

 

また、後部座席から何とか前の座席へ行こうと必死になっている犬を、運転手が片手で止めながら運転している姿を目にすることもありますが、非常に危険です。


愛犬を危険にさらすだけでなく、大きな事故を引き起こすことにも繋がります。

自分が大丈夫でも「もらい事故」の危険もあるので、車内での安全対策は忘れずに。

 

 

おわりに

愛犬との楽しいドライブで、一番大切なのが「安全第一」です。

 

走行中だけではなく、特に夏のお出かけ時には車内の温度が上がりやすくなります。

短時間であっても、犬を車内に置いたまま離れることは絶対にやめましょう。


準備を万端にして、さあ出発!

愛犬とのお出かけを存分に楽しんでくださいね。

 
 コラムニスト情報
Dog index Makiko
性別:女性  |   職業:ドッグトレーナー

「イヌと人の笑顔を少しでも増やす!」という目標のために、
Vancouverへ渡航。
現地のドッグトレーナー養成学校で、「おやつや体罰を使わない」
オーナーさんとイヌの絆をつくる というトレーニング方法を学ぶ。

卒業後はドッグウォーカーや、Dog daycare
(犬の預かり施設)に勤務。
帰国後、動物病院での業務を経験。
Dog indexドッグトレーナー 神奈川担当として活動中。
神奈川県内の動物病院にてパピー教室、相談会を担当。

*College of Canine Behavioral Science(Vancouver, Canada)卒業

*動物看護師統一認定機構認定 動物看護師
*愛玩動物飼養管理士
*愛犬飼育管理士

パートナー犬は、2011年生まれのシェルティー。
Kiitos(キートス)♂です。