ほろほろキャンディレシピ。イギリスのお菓子「チョコレートファッジ」の作り方

執筆者: ミミ 職業:フードアナリスト、jr野菜ソムリエ
ほろほろ食感、チョコレートキャンディー

そろそろバレンタイン。

今回は手作り派の方々へ、イギリス発祥のお菓子「ファッジ」のレシピをご紹介します。

 

ファッジ(Fudge)とは

西洋のキャンディのひとつ。イギリスのお菓子です。


口に入れた瞬間はヌガーに似た食感ですが、次第に口の中で ほろほろと崩れながら溶けていく不思議な食感を味わえます。

イギリスで代表的なフレーバーは、チョコレートを混ぜた「チョコレートファッジ」。
大ヒット映画「ハリーポッターシリーズ」でも登場していたほど、現地ではとても馴染みがあるお菓子の一つです。

 

その他の種類

メープルシロップ・カラメル味といったフレーバーもありバリエーションも豊富。
また、マシュマロやナッツ、ドライフルーツなどを中に混ぜ込んだ商品も 多々見受けられます。

 

ヨーロッパだけではなく、アメリカでもメジャーなスイーツの一つです。

 

市販品は甘めが多い

ただ、市販品は甘めのタイプが多い傾向があるようです。
解決策は、好みの味加減になるよう手作りしてしまえば良いのです。


手作りスイーツは、材料が分かって安心できる+好みの塩梅に加減できるのが嬉しいですね。

 

作り方

作り方は、実はとても簡単な3ステップです。

 

  1. 材料をまとめて煮とかす
  2. 二時間ほど冷やして固める
  3. シナモンシュガーや粉糖をまぶす

 

 

材料(32個分)

調理時間:15分+固める時間2時間

 

  • コンデンスミルク 130g(チューブ1本分)
  • ブラックチョコレート 110g(2枚分)
  • バター(有塩) 20g
  • ブランデー 小さじ2

 

  • シナモンシュガー 適量
  • 子供向けに ココアパウダー+粉糖

 

手順

1. 18センチ四方のスクエア型に合わせて、クッキングシートを切り、型に入れる。

2. 鍋にコンデンスミルク、1cmくらいに割ったチョコレート、バターを入れて中火にかける。

木べらなどで混ぜながら、弱火でツヤが出て混ぜた鍋から、剥がれるようになるまで煮詰める。

 

 

3. 火を止めてブランデーを加え、1の型に流し込んで粗熱を取り、冷蔵庫で2時間ほど冷やし固める。

 

食べやすい大きさに切り、シナモンシュガー等をまぶして完成です。

子供向けには、シナモンシュガーよりも、ココアパウダー+ノンウエットシュガーがおすすめです。

 

美味しく作るポイント

煮詰める際は、底が焦げやすいのでこまめに混ぜて下さいね。

 

トッピングの配合分量目安は、分量はまずは1:1。

混ぜ合わせた中にファッジを転がしてコーティングし、あとは食べる側の好みに合わせて加減します。

 

甘党アレンジ

甘党さんには、粉糖を茶こしでふるって“追い粉糖”でアレンジするのもお勧めです。

ドライフルーツ入り

ドライフルーツをたっぷり入れた、カラフルなバージョンもあるそうです。

おわりに

今回は、お酒のお供にもピッタリなレシピを紹介しました。

友チョコにはもちろん、お酒好きな方へのプレゼントにもお勧めです。

一度に大量に作れる・日持ちする・コスパ良好。
加えて、イギリス文化を楽しむきっかけになる「ファッジ」。


生チョコのように溶け出ない特徴からも、プレゼントに最適のスイーツですね。

 

 
 コラムニスト情報
ミミ
性別:女性  |   職業:フードアナリスト、jr野菜ソムリエ

普段は食品会社に勤務しながら、レストラン接客スタッフとしても活動。
そのほかにフリーライターとして、北海道野菜の魅力を伝えるジュニア野菜ソムリエとしての取材・告知活動、食の情報を解説する専門家「フードアナリスト(協会本部広報委員)」としても、様々な媒体を通じて食トレンド情報を発信中

 

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